« ★【"superinspire"と私-06】 ~メーター123456-789の話~ | トップページ | ★【"superinspire"と私-08】 ~全(半)塗装-感動の話~<下> »

2019年8月25日 (日)

★【"superinspire"と私--07】 ~全(半)塗装-感動の話~<上>

【"superinspire"と私】-07


~全(半)塗装-感動の話~<上>



僕の"superinspire"は実は買った当初からあまり塗装が良かなかった。


購入時"99.8万円"という超目玉価格設定にはその辺の"減点"もあったのかと、それも含めて納得していた。


ところが、それが薄々気になり出したある日、ワックスをかける(当時は"手掛け"が普通だった)度に塗装が剥がれるのは明らかであることが判明し、「もうこれはアカン!手を打たねば!」と考え始めるようになった。



当時(三重県)職場付近にもあった全国チェーン系列の板金屋を訪ねて、聞いてみると、


◇「今の塗装の上からそのまま塗る簡易の塗装でいいならなやる(ってもいい)」


という旨の言い方をされた。


本来の塗装は、元の塗装を一旦全部剥がし、下塗りから幾重にもキチンとして仕上げるのものが正しい、と認識していたので、


◆「それでは安易な塗装にしかならない。お金がかかるのは仕方ないとして、そこはちゃんとして欲しい」


◇「この車、年式古いし、"あと何年走るかも分かん"のにそこまでせんでも(しなくても)・・・。」


◆「まだ存分に走るつもりだから何とかお願いしたい」


◇「・・・難しい(無理)・・・。


こんな不誠実さでは相談にもならず、端から二の足踏むようはところ、こちらから願い下げだと怒って店を出た。


だいたい、"あと何年走るかも分からん"には、テメーが決めるな!と心底頭に来た。


(・・・、元々そう出来る技術を持ち合わせていなかったのかも・・・との説も)



そうしたところ、当時通っていた自宅側(片道3km)のスポーツクラブの斜向かい辺りのところに地元の"板金屋"と思しき店舗があることを思い出した。


そうか、あそこがあった!と、当時スポーツクラブに通うのを日課にしていた(forマスターズ水泳)ので、帰りにその足で店舗を訪ねてみた。


そこさんは、県下で比較的有名なガソリンスタンドチェーン系列の店舗さんで、聞くに、事情拡大の一貫として新しく始められたとのことだった。


(それでも※年の経歴はあった(はず)/僕がそのスポーツクラブに通いだしてから新しく建った記憶がなかったから/前からあったの意)。


そして、スタッフの方に状況と要望を伝えると、実に気持ちよく受けてもらえ、見積もりも段取りも皆その場でさっと出してもらえた。信頼できる方と直感した。


(まだ若いのに職人風だった)


もちろん塗装は下塗りからチキンとする"一級塗装"だ。


そしてそのまま預けること4日、初めてのところにそれほど長期で外泊させたことなんてなかったから、一応心配は心配でならず、スポーツクラブのついでに覗き込みたくもなった。


でもそれでは相手さんも仕事がし辛いだろうし、何よりも無礼だと思いそれは控えた。


預け中借りた代車は先方も当然知っておられるから、僕が前を通れば僕と気付かれる可能性もある。


礼を尽くしてそれすらも控えようと思ったがそこは堪え切れず2、3回は通ってしまった(でもいずれも僕の車は車庫の中で見られなかった)



そして約束の仕上がり当日。


先にスポーツクラブのルーティーンを済ませてスッキリし、落ち着きながらも緊張もしながらお店を訪ねた。


僕の"superinspire"はいつでも発進出来るよう既に準備してあった。(エンジンはかかっていない)


まず車に近寄り、その仕上がり具合の良さに驚き「これ、マジかよ・・・!?」と心の中で叫んだ時に先のスタッフさんが近寄ってこられた。


◇「どうです?」


◆「私が申すのは失礼ですが、完璧です!ここまでのものになるとは・・・、正直驚きました!ありがとうございます!」


――他に言葉が見当たらなかった――


※1_塗装をしたのはボンネット、ルーフ(天井)にトランクの上向き面全部の全(半)塗装だったのだが、見た目には新車に見えた。


※2_この"superinspire"のダークグリーンは特殊な色のはずなのに!どこをどう切り取っても全て文句なし!



◇「ありがとうございます。」


◇「そのように仰って頂けると私共も嬉しいです。」


としてそのまま店舗内に案内された。


そして、


◇「はい、こちら」


として手渡されたのは、今回の請求書と作業行程の過程の写真と個々にその説明が書かれた書類だったのだ。


それには、更にタマゲタ上に感動した。


これでもう、見た目はもちろん、表層を剥がした裏側までもが完璧であることを手に取るように知ったのだった。



そして、その全てにおける手の届きようには、「仕事の本質」を見る気がした・・・にとどまらず、感動に溢れかえって気持ちを止めることが出来なかった。



・・・・・・続く



|

« ★【"superinspire"と私-06】 ~メーター123456-789の話~ | トップページ | ★【"superinspire"と私-08】 ~全(半)塗装-感動の話~<下> »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

"superinspire"と私」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« ★【"superinspire"と私-06】 ~メーター123456-789の話~ | トップページ | ★【"superinspire"と私-08】 ~全(半)塗装-感動の話~<下> »